コラム
The Fifth Avenue Band(FAB)と言うと、60年代のグリニッジ・ヴィレッジ・シーンの中でも玄人受けするバンドだったように思う。前身のThe Strangersもそう。R&Bの影響下にあるフォーク・ロック・サウンド。実は永遠のアマチュアリズムみたいなものが魅力な…
この暑い夏に白い冬というのも唐突だけれど… 先日レビューで取り上げたウェイン・カーソンが今月亡くなった、というニュースにびっくりしていたら、今度は音楽の世界ではないけれど、鶴見俊輔さんが亡くなったと知り愕然としてしまった。何を隠そう『図書』…
昨年の8月から作り続けて来た4枚目のアルバム制作。いよいよ本編のマスタリングまでが完成した。全15曲ここ半年で書き下ろした新曲のみ。プロデューサーの馬下義伸さんと二人だけで全ての楽器を演奏した。カラフルなアレンジには馬下さんのペット・サウンズ…
4月、新年度…なんとなく気忙しく心がざわつく季節。そんな時はミュージカル・トリップへ。何を聴くでもない今日はホール・バーバンク・カタログに針を落としている。ホール・バーバンク・カタログはワーナー/リプリーズの「ロス・リーダース」の一枚。ロス…
3回目はジミー・ウェッブのサントラ仕事を見ていこう。 代表曲” Up, Up and Away”からして、学生時代の気球の自主映画用に作った曲というエピソードがあるけれど、映像的なウェッブ作品と映画の繋がりは浅くない。ここでは重要作に絞って振り返ってみたい。…
ジミー・ウェッブの落ち穂拾い 第2回はウェッブのシングル・オンリー・リリース楽曲を整理してみたい。これだけYouTubeで色々聴ける時代になっても、45回転のシングル盤の人気はなかなかのものだ。日本ではレアなものに関しては買える店が少ないし、あったと…
山下達郎さんの長寿番組『サンデー・ソングブック』の特集、前回はジミー・ウェッブなんですか!調べてみると3週くらいやるかもしれないとか。公共の電波を使ってなんとマニアックな…というかオールディーズ・ファンにとっては最後の砦のような番組ですから…
年末年始の関心事はソニー・カーティスだった。 ロックンローラーが憧れるロック・アイコン。というとまずはエルヴィスだけれど、生まれ持ったセックス・アピールが備わっていないのなら、バディ・ホリーになろうとするものだ。黒縁メガネにフェンダー・スト…
昨年後半関わらせて頂いたラッパーのEARVINさんの新プロジェクト。とうとうPVが完成!!私もちょこっと出てますよ〜 アビリーヌ / いとしのワイキキ アーティスト・ネームは「アビリーヌ」。アービンさんと、お笑い芸人のシオリ犬(シオリーヌ)さんの二人…
新年十日も過ぎましたが、今年もよろしくお願いいたします。新成人のみなさまおめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。 年末年始もぶっ続けで音楽制作を続けている。プロデューサー・アレンジャーの馬下義伸さんと二人の制作チームで。昨年1年…
DJ用品を扱う大手メーカーのVestaxが倒産!なんていう衝撃のニュースが12月にあった。何を隠そう、ゼロ年代のフリーソウルでサバービアなあの時代にレコードを買い始めたものだから(ムーブメントとは相当距離を置いてましたが…)、VestaxのターンテーブルBD…