2016-01-01から1年間の記事一覧
今日も三鷹パレードへ。毎週帰り際立ち寄って、何枚か選んで店長さんとつらつらお話しして帰る…というのが、レコードに狂ってしまった私なんぞにとっては何とも生きている実感に繋がるもので。若杉実さんという人が書いた『東京レコ屋ヒストリー』という本が…
/ Come And Stick Your Head In(Flying Dutchman FDS-102 / 1969) さて、今日手に取ったのは1969年にジャズ・レーベルのフライング・ダッチマン(ボブ・シール設立)からリリースされたSpontaneous Combustionの『Come And Stick Your Head In』。バンド名…
ここの所、ベテランの新作が相次いでいる。LPでの並行リリースはなんだか足下を見られているようだけれど、ついついLPの方に手を出してしまう。LPは日本のショップにも入荷しているけれど、値段だけを取ると、アマゾンで予約注文するのが安かったり。5月にリ…
無意識的にレコードを買って、しりとりのように音楽を聴いている時がある。先日たまたまジャズ・レコード専門店を物色していた時のこと。ジャズ・ボーカルのコーナーになぜかボブ・ディランのファースト・アルバムがあった。しかもセカンド・プレス(モノラ…
どちらかと言えば昔から英国ロックよりも米国ロックを贔屓にしている。どちらも大好きではあるけれど。評論家の人達もどちらかと言えばそのどちらかに分かれていたような。個人的には、伝統は浅いにしても、自由や平等と言ったアメリカ建国の普遍的・理想的…
ぼくたちは何処へ行くのだろう? ぼくたちは何処へ行くのだろう? (This Path Tonight) 今年3月、ローリング・ストーンのウェブサイトで(http://www.rollingstone.com/music/news/graham-nash-i-dont-want-anything-to-do-with-david-crosby-20160308)盟…
なぜかLPだけはジャンル別に一応律儀にAから箱に入れている。ロニー・マックのレコードを取り出していたら、Lの箱にあったレコード。リー・クレイトン、レン・ノヴィ、レン・チャンドラー、レオン・ビブ、レナード・コーエン、レオン・レッドボーン、ロボ、…
地味にショックを受けたロニー・マック、74歳の死(4月21日)。プリンスぐらいだと大きなニュースになるけれど、ロニーだとか、ギブ・ギルボー、ビリー・ポールなんていう感じになると、結構な偉人のはずなのに、音楽ファンの間だけで話題になる位で、これも…
プリンスまでもが…いつかそんな日が来るような、暗い何かを感じ取れた部分もなくはないけれど。その死までもがマイケルと比較される運命なのだろうか。80年代の光と陰。彼の晩年の音楽活動はこれからまた総括されていくと思われる。 何気なく目に止まった100…
熊本地震の被害状況に心が痛む。400回を超える余震も続いていて、予断を許さない状況のようだ。名城・熊本城までもが…心ばかりの支援を続けていきたい。 武道館のクラプトン、個人的に混ぜてもらっているおやぢバンドのメンバー達と本日闖入。ディランもブラ…
/ COMMUNICATE by the Music( LIFE CARAVAN MUSIC LCMC-0001 / 2016 ) 待ちに待ったmiya takehiro(宮 武弘)のニュー・アルバム『COMMUNICATE by the Music』。ゲイトフォールドの紙ジャケをですよ、おずおずと開いてCDプレイヤーに差し込むと全11曲44分1…
/ Debut Again( Sony / 2016 )デビュー・アゲン、日本語タイトルが『レッツ・オンド・アゲン』同様「アゲン」表記になっているのがまた何とも。しかしジャケは初めて見ましたが、こうした80年代当時の写真が残っているというのも、なんだか計り知れないも…
久々の更新を。大滝詠一のニュー・アルバムが出たりしますしね。そろそろ起き出して。 ・DISC1 1.熱き心に 2.うれしい予感 3.快盗ルビイ 4.星空のサーカス 5.Tシャツに口紅 6.すこしだけやさしく 7.探偵物語 8.夏のリビエラ 9.風立ちぬ 10.夢で逢えたら(ス…
ジェファーソン・エアプレインのポール・カントナーが去る1月28日に74歳で亡くなった。サンフランシスコ・サウンド、ドラッグ・カルチャー、サマー・オブ・ラブ、ヒッピー・ムーブメント…早逝したジャニス・ジョプリンより2歳年上(1941年生)だったから、60…
先日高田馬場タイム閉店の記事を書いたのだけれど、いつになく多くの反響があって驚いている。ずっと注目している奈良の貴重なレコード屋さん、ジャンゴレコードの店長さんにもツイッターで取り上げていただけたり。老舗の閉店を惜しむ声と共に、レコード文…
グレン・フライの死に際して、彼の主要な共作者でもあり、かつてグレンやジャクソン・ブラウン、J.D.サウザーとLAで共同生活を送っていたというジャック・テンプチン(http://jacktempchin.com/)が偶然にも初来日ツアー中で。これは最終日1月26日の下北沢GA…
突然行かなくなる街というのもあるものでして。都合12年間もの学生時代を送った高田馬場なんですが、想い出のレコ屋・タイムの今月末での閉店を知り、居ても立ってもいられず駆けつけて。しかし改めて、変わっていたなあ…学生の街と言えば本屋とレコード屋。…
年明けからの惰性か、何気なくテレビを付けているけれど、各局どうした示し合わせか、涙ぐましいくらいに日本人の誇りだとか、職人の粋だとかを必死にアピールしている。大丈夫かな?大丈夫じゃないんだろうな…もはやコスト的にも特に魅力がない日本。正直残…
アップル・レコードでもジャッキー・ロマックスなど当たらなかった人がいる一方で、ビートルズとはまた違った意味でのワールドワイドな大ヒットを記録した人もいる。メアリー・ホプキンの”悲しき天使(Those were the days)”がその代表格。音楽に詳しくない…
昨年11月25日にダニエル・クオンがP-Vineからリリースした『ノーツ』。「鈴木慶一のお気に入り音源10選」(http://www.hmv.co.jp/newsdetail/article/1512091030/)に取り上げられたり、ミュージック・マガジンでも記事になったり。ネットでもモンチコン・清…