2011-01-01から1年間の記事一覧
/ Same ( amr / 1976 )昨日は制作中のミニアルバムのうち、2曲の歌入れレコーディングでした。よしだたくろうや海援隊、古井戸、ケメ、泉谷しげるらを輩出したエレック・レコードという70年代のインディ・レーベルはURCと共に私の憧れでもありました。んで…
/ Eighteen with a Bullet: The Island Recordings ( Cherry Red / 2008 )先日本屋で発見したけれど、『ラップ歌謡大百科』って面白い。噂には聴いていたけれど、手に取るのは初めて。スモール出版の大百科シリーズってんですか。他にも『日本語訳詞の洋楽カ…
/ Don't Look Now ( 自主 / 2011 )さて、久々の更新を。PCの不調やら、大震災後の日本を覆うやるせなさも相俟って。音楽の可能性について色々思索する時間も必要だった。アナログからデジタルへと、テレビの世界で容赦なく行われた移行騒ぎは終結し、業界…
/ Natural History ( Victor / 2011 ) これだけリリースを心待ちにしたってのも久しぶりだ。6人目のイーグルス、なんて肩書きがいまだに取れないJ.D.サウザーの新譜セルフカバー集。もう66歳になっている彼だが、ベスト盤の怪物的な売り上げで知られるアメリ…
/ およげ!たいやきくん( ミミノコプロ / 2011 ) コレ、タワレコのニュースでも報じられてました。オリジナル”たいやきくん”のリリース。ファンには知られた所だったけれど、450万枚とも言われるあの昭和の怪物ヒット曲、”およげ!たいやきくん”のTV放映…
/ HoSoNoVa ( Victor / 2011 ) もちろん発売日に入手しましたよ。ただ、諸メディアで余りに多くを語られすぎているだろうから、しばらく寝かせていた。ホソノ場ってな意味を持つこの作、単純解釈をしたリスナーによっては、そのタイトルからボサノヴァかと思…
/ Honeysuckle Dog ( OKRA-TONE RECORDS / 2004 ) クリス・スミザー。ポピュラー音楽の歴史に名を刻んでいる人では決してないのだが、70年代のシンガー・ソングライター・ファンならば、その道を通らない人はいないだろう。 70年代初頭の伝説的な2作以降、殆…
/ Songbook Vol.2 ( Nonesuch / 2011 ) これは良かった!ランディ・ニューマンの弾き語り再録集の第2弾。パッケージのボブ・ディランの賛辞と共にある、CBSサンデイ・モーニングの「ランディ・ニューマンは我々世代のスティーヴン・フォスターであり、マ…
/ Same ( TUNETONES / 2010 ) イタリア語で”Two Voices”を意味するこの男女デュオ、昨年にリリースされたこの盤は80年代から90年代のアメリカを代表するヒットメイカー、ダイアン・ウォーレン曲集だ。ジョニー・マシスはじめ、ダイアン曲集はそれまでに…
/ In Hoagland ( 1981 ) しばらくお休みしている間に色々新作が出ていて。色々入手しているけれど、聴くのが追いつかない状況。まあぼちぼち紹介していこうかと。 とか、いいながら、思いっきり旧譜を聴いている。1981年の『In Hogyland』。ホーギー・カーマ…
/ South Coast ( Red House / 1995 ) 逃げ出したくなる気持ちは分かるけれど、どうしてこんなに実情がうまく伝わらないのだろう。来日公演をとりやめる外タレが相次いでいて。もちろん、国内でもコンサートホールの都合でツアーの見直しを迫られているミュー…
/ Demonstrations ( Cool Sound / 2011 ) アンディ・ゴールドマークと言えば、ゲイリー・アッシャーのプロデュースで1973年にリリースされたセピア色のSSW名盤『Andy Goldmark』がカルト的な人気を保っている。個人的には名盤探検隊シリーズで初めて購入…
/ 1975:From the Meticulous to the Sublime ( celeste / 1975 ) これはレコードで持っていたかった一枚。手元にあるのはダッフォディル・レコードのLPではなく、セレステでリイシューされたCDだ。なかなかオシャレでいて、従来のジャズ・ファンが敬遠す…
/ Ballads ( Impulse / 1963 ) 昨日藤岡靖洋氏のジョン・コルトレーン本のことを書いたけれど、あっという間に読み切ってしまった。ここまで内容の濃い新書は久々。とは言っても、古いジャズファンだったら知っている話も多いのかもしれないけれど。いずれに…
/ This Is One Girl ( Pye / 1976 ) 藤岡靖洋氏の出たばかりのジョン・コルトレーン評伝『コルトレーン ジャズの殉教者』を買って読んでいるがなかなか面白い。本場アメリカでも認められている研究家によるマニアックな作りの本だが、それを出す岩波新書も変…
/ How To Become Clairvoyant ( 日本コロムビア / 2011 ) 夢中になって聴いているマサカの新譜。言わずもがな、その主はアメリカン・ロックの最高峰、ザ・バンドのリーダーであり、ギタリストであるロビー・ロバートスンだ。寡作の人としても知られていて、…
/ 音壁JAPAN( SONY / 2008 ) こんなマニアックなコンピレーションを果たして誰が買うのか、と思ったけれど、聴いてみてビックリ。面白いコンピに仕上がっている。 その中身は50〜60年代のアナログ・レコーディングの時代に、エコーを駆使して信じられない…
/ Debut SPECIAL ( CBS Sony / 1986 ) 東北関東大震災、罹災地の方々の不安はいかばかりかと思う。ずっとニュースを付けっぱなしにしているけれど、まだ原発関係が気になるところ。行方不明者も数え切れないほどだし、救援物資や医療支援も果たして行き届い…
/ So Far ( A&B Records / 2010 ) コレは全オールディーズ・ファンにオススメしたい奇跡の新作。あの伝説のソングライター・チームであるアンダース&ポンシアの片割れ、ピーター・アンダースの新譜だ。 一曲目の”Take This Song”(リッチー・コーデルとの共…
/ Broadcasts ( Circuit Records / 1980 ) モノ・ボックスを借りてきてここの所聴きまくってるものだから、年に必ず一度はやってくるビートルズ祭りでありまして。先週だったかポール・マッカートニーの2007年ライブをBSで放送していたこともある。かなり…
/ HORO 2010 完熟トリオ (横浜Thumb’s Up 2011.2.12) 今年では一発目のライブかな。茂さんを見るというのが今年の目標だったから、すんなり叶ってしまった! お客さんはかなり入っておりまして、客席には真心ブラザーズの桜井秀俊の姿もあり。茂さんのパー…
/ 不安です ニッポン放送のラジオ番組、『坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポン GOLD』の中にミュージックトライアウトというコーナーがあるのですが… 昨日1月31日(月)の放送で、私いしうらまさゆきの曲がオンエアされましたですよ!以前オンエアさ…
/ Prodigal son ( Topic / 2007 ) 英国フォークの名門レーベル、トピックからのリリース。マーティン・シンプソン2007年の最高傑作。彼は1953年生まれ。1976年にソロデビューを果たし、スティーライ・スパンのサポートで名をあげた。それから幾星霜。2008年…
/ 唄の市 組曲「男・男・男」( Victor SF-1019 / 1972 ) 慌ただしくてなかなか更新できなくて。久々ですね。 今日は最近手に入れた盤を。ずっと欲しかったモノだ。唄の市というとエレック黄金期を支えた定例イベントで、エレックの一連の復刻シリーズではラ…
/ Never Been Gone ( Iris Records / 2010 ) 昨年出ていたカーリー・サイモンの新譜。オリジナルではミック・ジャガーがハーモニーを付けて大ヒットした”You’re So Vain”やマイケル・マクドナルドとの共作”You Belong To Me”を含むリメイク作ということで、…
/ All Woods And Stones ( Beachwood / 2005 ) 買おう買おうと思いつつ大分長い時間が流れていた。ジョン・パドーフとジェイムス・リー・スタンリーという2人のシンガー・ソングライターのデュオ作。70年代のシンガー・ソングライターものに興味がある人なら…
/ Born Free ( Atlantic / 2010 ) 昨年の話題作をもう一枚。アメリカン・ミュージック・アウォードを見ていたら、このキッド・ロックがアコギをバックに実にシブイ、カントリー・ロックを展開していた。コレが良かったんだな。早速買ってきましたよ。アメリ…
/ Interpreting The Masters Volume 1 : A Tribute To Daryl Hall And John Oates ( Blue Note 2010 ) 去年出たザ・バード&ザ・ビーの盤。故ローウェル・ジョージの娘イナラ・ジョージとグレッグ・カースティンからなるデュオ、って説明しなくてもそれなり…
/ Same ( BigPink / 1976 ) そういえば正月は大阪へ行ったのだった。レコード屋は新世界のナニワ・レコード(浅草にもあるような演歌等の邦楽専門店で、浪花節のレコードが60〜70年代のまんま新品で数枚売っていたのには感動した)以外は行けなかったものの…
/ 忘れじの人( 自主 / 2002 ) 山下敬二郎さんが亡くなられたという報を聞いて驚いた。ミッキー・カーチス、平尾昌晃と並んで、ロカビリー三人男として知られていた。父は本名山下敬太郎の柳家金語楼。戦前戦後に大活躍した落語家出身タレントのはしりだ。 …