いしうらまさゆき の愛すべき音楽よ。シンガー・ソングライター、音楽雑文家によるCD&レコードレビュー

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[NEW!!]2023年3月31日発売、スコッティ・ムーア『ザ・ギター・ザット・チェンジド・ザ・ワールド』、オールデイズ音庫『あの音にこの職人1:スコッティ・ムーア編』、ザ・キャッツ『キャッツ・アズ・キャッツ・キャン』の3枚のライナーノーツ寄稿しました。
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[NEW!!]2023年2月24日発売、ビッグ・ボッパー『シャンティリー・レース』、フィル・フィリップス『シー・オブ・ラブ:ベスト・オブ・アーリー・イヤーズ』、チャド・アンド・ジェレミー『遠くの海岸 + キャベツと王様』の3枚のライナーノーツ寄稿しました。
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[NEW!!]2022年12月23日発売、バディ・ホリー・アンド・ザ・クリケッツ 『ザ・バディ・ホリー・ストーリー』(オールデイズレコード)のライナーノーツ寄稿しました。
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2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Michael Lessac

/ Sleep Faster, We Need The Pillow ( Columbia CS9745 / 1968 ) 1968年のオリジナル赤盤ながら、手付かずの美品を入手。コロンビア・レコードのプレス用バイオグラフィーも挟まれていて。 この人、現在はTV・演劇から映画監督までを手がけているマイケル…

PLEASE

/ リーゼント夜明け前 ( meldac / 1990 ) 昨日の矢沢で思い出したのが、PLEASE。キャロルのコピーバンドってのは凡百いるけれど、オリジナルメンバーが作ったコピーバンドってな体裁なのがこのPLEASE。メンバーはジョニー大倉.、高橋ジョージ、内海利勝、田…

 矢沢永吉 

/ ROCK‘N”ROLL ( GARURU RECORDS / 2009 ) 個人的には矢沢が来た!と思ったことが過去に一度あって。1998年かな。”チャイナタウン”、”黒く塗りつぶせ”(後者は”プカプカ”で有名な西岡恭蔵の詩)とか、70年代のリメイクを演ったアルバム『SUBWAY EXPRESS』…

Mars Bonfire

/ Faster Than The Speed Of Life ( Rev-Ola / 1969 ) さて、60年代後半のロックを聴いている人ならば、ステッペンウルフの大ヒット”Born To Be Wild”の作者Mars Bonfireって何者?と思うはず。私もずっと疑問を持ってきたわけだけど、ここ数年で氷解。ス…

John Edward Beland

/ Same ( Scepter Records / SPS5113 / 1973 ) ジョン・ビランドといえば、スワンプウォーター、フライング・ブリトー・ブラザーズのメンバーとして知られる、カントリー・ロックの祖の一人。グレン・フライとJ.D.サウザーのデュオ、ロングブランチ・ペニー…

Jimmy Haskell

/ California ’99 ( ABC728 / 1971 ) アレンジャーのジミー・ハスケルが1971年に発表したソロ・コンセプト・アルバム。特殊ジャケも目を引く。近未来SF的な作りなのか、1999年までのアメリカ(カリフォルニア)を予見すると言う内容。ストーリーを書いたのは…

Bill Labounty

/ Back To Your Star ( TACM-0007 / 2009 ) ビル・ラバウンティが単独公演で来日するってことで。マア、行きたいけど行けないような気がしてならないのだが…久々の新作は入手しました。デヴィッド・フォスターのトリビュート作『Fly Away』ではピーター・セ…

Blue Magic

/ From Out Of The Blue ( Columbia CK 45092 / 1989 ) 80年代最後の年に産み落とされた、クワイエットストームの佳作。主人公は70年代に名盤『Blue Magic』を残している老舗コーラスグループ、ブルー・マジック。スウィートソウルものとしては絶大な人気が…

Bud Dashiell

/ I Think It’s Gonna Rain Today ( Warner WS1731 / 1968 ) どうでもいいですが、終戦記念日にNYでウッドストックが再び開かれたようで。94年(25周年)と99年(30周年)にもありましたが。1969年から数えて40周年に当たる今年、40周年記念盤のリリースなど…

The Young Idea

/ With A Little Help From My Friends ( Rev-ola / 1968 [2009] ) 夏休みらしきものが取れないまま、8月も後半に差し掛かりまして。トニカク暑い。 さて、ここ何ヶ月の間に買ったものの紹介していないCDも沢山あって。たまたま今日取り出したのは、ヤング・…

 夫歌寛 (プー・カングァン) 

/ give us peace ( T-FORCE TFT-00-003 / 200?) 荻窪にあるライブバー「Bunga」。そのお店のオーナーをしておられるのが、シンガー・ソングライターのプー・カングァンさん。ひょんなことから知り合い、先日初めてライブを観に行った。 メッセージ性の高い、…

 Voorman & Friends

/ A Sideman’s Journey ( Universal / 2009 ) ビートルズ・ファンは速攻で購入済みかと思いますが。豪華ゲストをフィーチャーしたクラウス・フォアマン初のソロ・アルバム。タイトルが全てを表しているけれど、表舞台に出ることはなかった人だけに貴重。クラ…

James Griffin

/ Same ( Polydor 2391 274 / 1977 ) “JAMES GRIFFIN - Member of ‘BREAD’”ってコピーのシールが貼ってあるけれど。デヴィッド・ゲイツ以上に個人名では印象が薄かったのかな。ま、あるいはそれ位ブレッドの冠に絶大が効果があったということも言える。ソロ…

Jose Feliciano

/ Sweet Soul Music ( Private Stock PS2022 / 1976 ) マッスル・ショールズ産。もちろんジェリー・ウェクスラー&バリー・ベケットのプロデュース。AOR〜MOR的な耳で聴いてもカナリの好盤。しかもPrivate Stockからのリリースということで当たりを予感。 イ…

ぎんぎん 

/ 側車 ( Victor SJX-20007 / 1977 ) 何と言っても裸の女を側車に縛りつけたとんでもないジャケットが目を引く。Broom Duster KANこと神林治満が在籍していた横浜のブルーズバンド「ぎんぎん」の唯一作。語られることは少ないが、ジャパニーズ・アクーステ…

Melissa

/ Same ( Decca DL 75260 / 1970) Melissaと聴けば、メリサ・マンチェスターを思い浮かべてしまうのだけれど、全くの別人の唯一作。木漏れ日の中、フォークギターを抱えて俯くメリサ。幻想的なジャケの雰囲気そのままにフォーキーなA-1”Come Take Me”にはじ…

 Blues Magoos

/ Gulf Coast Bound ( abc / 1970 ) 時代は70年代に突入し、ブルース・マグース消えゆく最後の盤として印象は薄いのだが、ラテン・ロック的な所もあって、この時代としては先端を言っていた音。冒頭のタイトル曲A-1” Gulf Coast Bound ”から、ラテンタッチの…